締まりの強いうなぎ
2018/05/21 うなぎの話 by Unayoshi
うなよしファンの皆さま こんにちは
日頃より、ご贔屓を賜り、まことにありがとうございます。
ゴールデンウィーク、母の日
今年も多くのお客さまにご来店いただきました!
スタッフ一同、こころより御礼申し上げます!ありがとうございます。
当店では
皆さまご存じのとおり、九州地域を中心とした国産厳選うなぎと
静岡県大井川産の共水うなぎの二本立ての取り扱いとなります。
すでにマスコミ等で報じられていますが、今期はシラスウナギ不漁の
年となりました。例年ですと、12月から2月くらいまでの間に
養殖池にシラスうなぎが池入れされるのですが、今期は後半のシラス漁が
やや回復したものの結果として通常の池入れ時期と外れて3~4月に
池入れされたため、7月のシーズンに成長が間に合わない事態となっています。
共水うなぎは、通常の飼育方法を取らずに天然うなぎの成長に合わせた飼育が
なされています。
冬場に池入れして7月のシーズンに出荷するスタイルを単年飼育といいます。
共水うなぎは2年前後かけて成長させます。これを通年飼育といいます。
いつもですと
6月後半からいわゆる新物、新仔なんていいますけど今年はその新仔の出荷が
9月以降といわれています。
では、夏のうなぎの供給はどうなってしまうのでしょうか?
ヒネ仔といいまして、飼育期間が長いうなぎの取り扱いになります。
ヒネ仔のうなぎは締まりが強く、小骨も多少きついのですが味の乗りも良く
うなぎ本来のうまみを味わうにはヒネ仔が適しているともいえます。
当店では
関東式の調理スタイル、つまりはうなぎの白焼きを蒸らす作業があります。
締まりの強いヒネ仔のうなぎは、蒸しあがりまでにどうしても時間が掛って
しまいますが、そこはじっくりお待ちいただきうま味抜群のうな重を
堪能していただければと思います。
新緑の季節
蒸し暑い季節になる前にココロもカラダもリフレッシュしてください。
毎度ながら
ココ一番のスタミナ補給には、備長炭でじっくり焼き上げた当店のうな重
は最適の逸品です。
皆さまのご来店、スタッフ一同こころよりお待ち申し上げております。
それでは また