国産うなぎになってしまう外来種

2013/04/26 うなぎの話 by Unayoshi

うなよしファンの皆さん こんにちは

ガラに似合わず花粉症な私ですが、花粉の飛散も

ぼつぼつおしまいとなりそうです。 今年は手強かったですよ、

花粉君には参りました。 みなさんはお元気ですか。

今日は、うなぎの種類についてのお話し。

私たち日本人が、先祖から慣れ親しんで食すうなぎは

品種でいいますとアンギラ ジャポニカ種といいます。

総じてニホンウナギといって、黒潮に乗って日本の太平洋側に

上ってきます。 上ってきたニホンウナギのシラスを国内の

養殖場にて池入れをして、成鰻したうなぎを私たちのような

うなぎ屋が仕入れてうな重や蒲焼にてお客様に提供するって流れです。

ところが、昨今のニホンウナギのシラス減少にて、こういった従来の

流れに異変が出てきています。

ピンと来られた方もいらっしゃるかもしれませんが、異品種のうなぎを

池入れする養殖業者が東海地域を中心に出始めてきました。

主にアンギラ ピカーラ種といってフィリピン以南に生息する品種と、一部

アンギラ ロストラーダ種といってアメリカうなぎといわれる品種が養殖され

はじめているとのことです。

中国では、もとよりアメリカうなぎの養殖は行われていました。

遂に、国内の養殖業者が(異品種に)手をつけてしまったかぁ  というのが

正直な感想です。 すでに大手スーパーの〇オンではピカーラうなぎの蒲焼が

店頭に並んでいるってウワサも流れています。

実はわたし、アメリカうなぎって食べたことがありません。 ところが

ピカーラ種のうなぎは、活鰻の状態で一匹だけですが割いて焼いてみたことが

あります。もちろん、当店のタレつぼにはくぐらせていませんのでご安心を。

つまり、白焼きの状態にて食べてみました。 すると、親父と女房は一口食べて

ギブアップ。当の私は、自分で下ろしたうなぎなので残りを食べきりました。

マァ、 下ろしている時点でヤバそうな感じはしたんですがね。。

もともと淡白な品種なんでしょうかね、強引に脂分の強い餌で育てたような、

中国や台湾産にみられる傾向と似ていました。 正直 お手上げ。

型も短鰻で、舌触り等もニホンウナギとはやはり趣が異なりますね。

私は、原産地表示とかの法律には疎いのですが、どうもこれら異品種の

うなぎであっても、国内で養殖されれば国産うなぎになってしまうそうです。

アメリカから輸入した小麦で、国内で作った食パンは国産ですからね。

TPP参加にしても、これからは国内も外来も関係ない流通文化になっていく

のでしょうか。

それぞれにメリット、デメリットがあると思いますが、キチンとした「目」が

必要になっていくことは間違いないでしょうね。

どっかのコーヒーのcmに 違いのわかる男の~ じゃないけど

うなぎを扱う専門店として、うなぎだけは 「違いのわかる男」 で

有り続けてゆく所存です。

 

それでは また

 


タグ: 

コメントを行う


うなよし かばやきネット 山梨県甲斐市